1日の三大栄養素と炭水化物の計算

糖尿病アカデミー:情報と解決策 (DRS)

出典確認済み 更新日 2026年11月6日

この計算ツールは、1日に取る炭水化物、たんぱく質、脂質のグラム数を示します。自分の情報と、選んだ配分の型から始めます。

性別
歳
kg
cm

選ぶ型は出発点で、処方ではありません。出てきたグラム数は、とくにインスリンを使っているなら、医師か管理栄養士と相談してください。

計算はブラウザのなかで行われ、データは送られも保存されもしません。結果は目安にすぎず、診断は医師が行います。

三大栄養素の計算は、何を示しますか?

この計算ツールは、必要なエネルギーから始めて、それを三大栄養素、つまり炭水化物、たんぱく質、脂質に分けます。エネルギーの数字はMifflin-St Jeorの式から来ます。この式は、体重、身長、年齢、性別から安静時の消費を推定し、それに体を動かす量の係数をかけます[1]。主な結果は1日の炭水化物のグラム数です。カーボカウントをするなら、食事ごとに使うのはこの数字だからです。

その下に、たんぱく質がグラム数と体重1 kgあたりのグラム数で、続いて脂質と全体のエネルギーが出ます。腎臓の病気がない糖尿病の大人では、ふつうのたんぱく質の量は1日に体重1 kgあたり1~1.5 gです[2]。透析をしていない慢性腎臓病では、目標は1日に体重1 kgあたり0.8 gで、それより下げません[3]。透析をしているときは、必要量が1日に体重1 kgあたり1~1.2 gに上がります[3]。配分なしでエネルギーだけが必要なら、カロリーの計算にあります。この数字は、競技の運動選手、妊娠中の女性、代謝を変えるほかの病気がある人には当てはまりません。Mifflin-St Jeorの式は大人で検証されていて、子どもには使えません。

糖尿病では、1日の炭水化物はどれくらいが合いますか?

一つの数字はありません。糖尿病のあるすべての人に当てはまる、理想の三大栄養素の配分は定められませんでした[2]。計画は、一人ひとりの習慣、好み、目標の上に組み立てます[2]。

一貫して見られるのは、炭水化物を減らすことに、血糖値を下げる証拠が最も多いことです。そのため、この計算ツールは、一つの数字ではなく三つの型を出します。どれを選ぶかは、医師か管理栄養士と話し合って決めます。

なぜ配分の型が一つではなく三つあるのですか?

同じ量のエネルギーはいろいろな形に分けられ、その違いが血糖値に現れるからです。一つめの型は、エネルギーの半分が炭水化物で、ふつうの食べ方に近いです。二つめは40%まで下げ、三つめは30%まで下げて、エネルギーを脂質のほうへ移します。

後の二つは、一般の人で許容されるとされる範囲の外にあります。そこでは炭水化物はエネルギーの45%から65%です。それでも、糖尿病では今も使われている型です。この計算ツールは三つすべてを示します。どれかを勧めるためではなく、グラム数がどれだけ変わるかを見せるためです。

1日のグラム数から、お皿の食べものへはどう進みますか?

1日のグラム数は、実際にとる食事に分けます。この計算ツールは、三つの主な食事への簡単な分け方を示しますが、これは出発点で、決まりではありません。補食もとるなら、その炭水化物を主な食事から引きます。

次の一歩は、グラム数を食べものに置きかえることです。それにはふつうの1食分の炭水化物の量と栄養成分表示を使います。インスリンを使っているなら、食事のグラム数は糖質/インスリン比でインスリンの投与量につながります。

参考文献

  1. Mifflin MD, St Jeor ST, Hill LA, Scott BJ, Daugherty SA, Koh YO. A new predictive equation for resting energy expenditure in healthy individuals. Am J Clin Nutr. 1990;51(2):241-247. PubMed
  2. Evert AB, Dennison M, Gardner CD, et al. Nutrition Therapy for Adults With Diabetes or Prediabetes: A Consensus Report. Diabetes Care. 2019;42(5):731-754. PubMed
  3. American Diabetes Association Professional Practice Committee. 11. Chronic Kidney Disease and Risk Management: Standards of Care in Diabetes-2026. Diabetes Care. 2026;49(Suppl 1):S246-S260. PubMed
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