計算はブラウザのなかで行われ、データは送られも保存されもしません。結果は目安にすぎず、診断は医師が行います。
三大栄養素の計算は、何を示しますか?
この計算ツールは、必要なエネルギーから始めて、それを三大栄養素、つまり炭水化物、たんぱく質、脂質に分けます。エネルギーの数字はMifflin-St Jeorの式から来ます。この式は、体重、身長、年齢、性別から安静時の消費を推定し、それに体を動かす量の係数をかけます[1]。主な結果は1日の炭水化物のグラム数です。カーボカウントをするなら、食事ごとに使うのはこの数字だからです。
その下に、たんぱく質がグラム数と体重1 kgあたりのグラム数で、続いて脂質と全体のエネルギーが出ます。腎臓の病気がない糖尿病の大人では、ふつうのたんぱく質の量は1日に体重1 kgあたり1~1.5 gです[2]。透析をしていない慢性腎臓病では、目標は1日に体重1 kgあたり0.8 gで、それより下げません[3]。透析をしているときは、必要量が1日に体重1 kgあたり1~1.2 gに上がります[3]。配分なしでエネルギーだけが必要なら、カロリーの計算にあります。この数字は、競技の運動選手、妊娠中の女性、代謝を変えるほかの病気がある人には当てはまりません。Mifflin-St Jeorの式は大人で検証されていて、子どもには使えません。
糖尿病では、1日の炭水化物はどれくらいが合いますか?
なぜ配分の型が一つではなく三つあるのですか?
同じ量のエネルギーはいろいろな形に分けられ、その違いが血糖値に現れるからです。一つめの型は、エネルギーの半分が炭水化物で、ふつうの食べ方に近いです。二つめは40%まで下げ、三つめは30%まで下げて、エネルギーを脂質のほうへ移します。
後の二つは、一般の人で許容されるとされる範囲の外にあります。そこでは炭水化物はエネルギーの45%から65%です。それでも、糖尿病では今も使われている型です。この計算ツールは三つすべてを示します。どれかを勧めるためではなく、グラム数がどれだけ変わるかを見せるためです。
1日のグラム数から、お皿の食べものへはどう進みますか?
1日のグラム数は、実際にとる食事に分けます。この計算ツールは、三つの主な食事への簡単な分け方を示しますが、これは出発点で、決まりではありません。補食もとるなら、その炭水化物を主な食事から引きます。
次の一歩は、グラム数を食べものに置きかえることです。それにはふつうの1食分の炭水化物の量と栄養成分表示を使います。インスリンを使っているなら、食事のグラム数は糖質/インスリン比でインスリンの投与量につながります。
参考文献
- A new predictive equation for resting energy expenditure in healthy individuals. Am J Clin Nutr. 1990;51(2):241-247. PubMed
- Nutrition Therapy for Adults With Diabetes or Prediabetes: A Consensus Report. Diabetes Care. 2019;42(5):731-754. PubMed
- 11. Chronic Kidney Disease and Risk Management: Standards of Care in Diabetes-2026. Diabetes Care. 2026;49(Suppl 1):S246-S260. PubMed